スポーツ選手に多いトラブルについて

スポーツ選手に多いトラブルについて
スポーツ選手に多いトラブル
  • シンスプリント
  • 野球肩、水泳肩
  • アキレス腱炎
  • 肉離れ
  • 足首の捻挫
こちらのページでは上記5つについてご説明いたします。他の症状につきましては下記リンクで解説していますので参考にしてください。

原因と根本的な治療方法

シンスプリント

シンスプリントは、すねの内側に痛みが出るもので、ランニングやジャンプのときに痛みが出やすく、運動選手に多いトラブルです。原因は、走り過ぎや繰り返しのジャンプなどで負荷がかかる、と言われていますが、主な原因はそこではなく、腰椎で神経を圧迫してしまっていることが原因です。

脚の筋肉は全て腰椎から出てくる神経が支配しているため、腰椎で神経を圧迫してしまうと神経痛の影響で脚の筋肉が緊張します。その状態で運動をしていると筋肉の付着部に負担が出始め、痛みが出てきます。シンスプリントを根本的に治すには腰椎調整を行う必要があります。

シンスプリントがある選手は既にパフォーマンスが落ちているので、腰椎調整をして根本的に治さない限り、もともと持っている能力を発揮することができなくなります。

野球肩、水泳肩

野球のピッチング動作や水泳のストロークの動作で、肩関節や肩甲骨を酷使します。肩関節や肩甲骨に何のトラブルもなくスムーズに動いていればパフォーマンスも良いし、壊れることもありません。

しかし、肩関節周囲で筋肉の緊張があり、スムーズに動かすことができなくなるとパフォーマンスが落ち、更に肩が壊れていきます。肩関節周囲の筋肉は、全て頸椎から出てくる神経が支配しており、頸椎で神経を潰してしまうと神経痛の影響で肩関節周囲の筋肉が緊張します。

これが野球肩・水泳肩の本当の原因です。そのため、頸椎調整を行い、頸椎で潰してしまった神経の圧迫を取り除く治療が必要となります。更に肩関節・肩甲骨の調整をすることでパフォーマンスはかなり向上します。

当院でも野球や水泳の選手が多数来院されていますが、治療とともにピッチングの球速、水泳のタイムは向上しています。野球肘についても同様の原因で起きるので、頚椎の調整を行います。

アキレス腱炎

アキレス腱炎は、かかとのすぐ上の辺りに痛みが出るもので、ランニングやジャンプで特に痛みが出ます。アキレス腱炎の原因はふくらはぎの筋肉の緊張が原因です。ふくらはぎの筋肉は坐骨神経が支配している筋肉なので、ふくらはぎが緊張する場合、坐骨神経痛の可能性が高いです。

そのため、アキレス腱炎を根本的に治すためには腰椎調整により坐骨神経痛を治し、ふくらはぎの筋肉の緊張を取り除く必要があります。アキレス腱炎を根本的に治さないと最終的にはアキレス腱を切ってしまうことがあるので注意が必要です。

必ず腰椎調整により根本的な治療を受けて下さい。アキレス腱炎がある場合、脚の筋肉の緊張と筋力低下があるため、運動のパフォーマンスは落ちていると考えられます。

肉離れ

肉離れは、太ももやふくらはぎが多く、運動中に急に筋肉に痛みが出ます。繰り返しの動作により、徐々に筋肉が壊れていく場合もあります。肉離れは筋肉の繊維が損傷するもので、ひどい場合には回復に数ヶ月かかることもあり、選手生命に影響を及ぼすこともある重大な怪我の一つです。

肉離れになる原因は、筋肉が緊張状態で過度に運動しているために起こります。筋肉は疲労でも緊張してしまうので、適度な休息と十分なストレッチが必要です。

しかし、肉離れになる1番の原因は神経痛が関与しています。腰椎で神経を圧迫している場合、太ももやふくらはぎの筋肉は緊張してしまいます。その状態で運動を続け、限界を超えた瞬間、肉離れが起きます。

そのため、肉離れをする選手は腰椎での神経の圧迫が考えられるため、腰椎調整により神経の圧迫を取り除く必要があります。腰椎調整により、筋肉の緊張がなくなると、肉離れの予防にもなり、更に運動のパフォーマンスが向上します。

足首の捻挫

足首の捻挫はどのスポーツでも多く、選手を悩ませます。しかし、同じスポーツをしていて、同様の練習をしていても、良く捻挫をする選手とそうでない選手がいます。この差は何でしょうか?

これは腰の状態が良いかどうかで決まります。

足首の捻挫は、急に悪い方向へのストレスが加わることで、足関節の可動域の限界を超えてしまい、靭帯や関節包が損傷してしまうものです。
急にストレスが加わった瞬間、足首を一瞬で反対側に戻したり、身体の荷重を上手に逃がせれば捻挫を防ぐことができます。しかし、その反応が遅い選手はすぐに捻挫をしてしまう訳です。

腰が悪く、神経を圧迫してしまっていると、その反応の速度が低下してしまいます。そのため、腰が少しでも悪い選手は頻繁に足関節の捻挫をしてしまいます。

足関節の捻挫を癖にしないためにも腰椎の調整を行い、脚の筋肉の反応速度を保つことが大切です。

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