成長痛、成長期の子供の脚の痛みについて

成長痛、成長期の子供の脚の痛み
成長痛、成長期の子供の脚の痛み

成長期の子供に多い脚の痛み

  • オスグッド病(お皿の下の痛み)
  • セーバー病(かかとの痛み)
  • 股関節の痛み
  • 膝周囲の痛み
など、多くの成長期の子供たちを悩ます様々な症状があります。

成長痛の原因

まだ知られていませんが、まず【成長痛】と言うもの自体、実は存在しません。同じように身長が伸びている子供たちで全く痛みが出ない子供もいたり、腕や、背骨、骨盤なども大きくなっているのに脚だけに痛みが出ることも説明ができません。成長し骨が伸びても痛みは出ません。

オスグッド病は、太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)の筋緊張により、大腿四頭筋の付着部(お皿の下)を引っ張り続けることにより痛みが出ます。放置するとその付着部の骨を引っ張り続け、骨が盛り上がってきてしまいます。この盛り上がった骨は一生戻ることなく、大人になっても正座したときなど床に当たり痛みが出てしまいます。

セーバー病(かかとの痛み)は、ふくらはぎの筋肉が緊張していることによりアキレス腱を引っ張り続け、そのアキレス腱の付着部のかかとにストレスをかけてしまいます。これがセーバー病でかかとに強い痛みを感じます。

股関節や太ももから膝にかけての痛みは、腰椎からの神経痛です。つまり、腰で神経を潰してしまうことにより、その支配領域である股関節や脚にかけて神経痛が出てしまうと言うことです。

成長痛の通常の治療方法

湿布、痛み止めの薬、テーピングなど

成長痛の根本的な治療方法

オスグッド病とセーバー病は、大腿四頭筋やふくらはぎの筋肉の緊張により、その筋肉の付着部を引っ張ることで痛みが出ているので、大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉を緩める治療が必要です。大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉は腰椎の神経が支配しているため、腰椎の神経の圧迫により筋肉が緊張していることがほとんどです。

そのため、腰椎の調整を行い、大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉を緊張させている大元の原因を取り除く治療を行います。子供の場合、脊椎調整が容易なため回復も早いですが、オスグッド病が悪化し、骨が隆起してしまうと痛みが残ってしまうことがあるため早期に受診して下さい。

股関節痛や太ももから膝にかけての痛みも腰椎からの神経痛のため、腰椎調整を行うことにより回復します。

痛み止めの薬や湿布では根本的な治療にはなりません。

成長期の子供たちが脚を痛がる場合、腰がとても悪いサインです。そのまま放置してしまうと大人になってから神経痛でとても苦しむことになりますので早めに治療をしてあげることが大切です。また、スポーツをしている子供たちは、痛みが悪化しやすい上に、スポーツのパフォーマンスも低下してしまいます。

吉田原整骨院は、《成長期の子供のトラブル》に対し、根本的な治療を行っている松本地域では唯一の専門院です。オスグッド病、セーバー病の根本的な治療が可能です。(対症療法や痛みの緩和では子供さんのためになりません)

当院の成長痛治療の実績

(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の成長痛患者を対象)
成長痛(オスグッド病、セーバー病)の回復、又は改善率  95%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)

症例 : 13歳 男性

小学生低学年からサッカークラブで活動。11歳くらいからお皿の下に痛みを感じていた。その後、徐々に痛みが悪化してきたため、医療機関を受診。オスグッド病と診断された。湿布やサポーターを使用していたが、痛みは改善せず。ランニング時だけではなく、階段の昇り降りや下り坂での歩行でもお皿の下に痛みが出始めた。

当院を受診。腰椎の調整と、大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の筋緊張を取り除く治療を開始。サッカー活動は数週間休み、治療に専念。通院3回目程度で、太ももの筋肉の緊張が緩和する。通院5回目で、歩行や階段での痛みは回復。通院6回目程度で、階段昇降時の痛みも改善。通院8回目程度では、ランニングや階段昇降時の痛みは消失。10回目程度で、サッカーの練習に初復帰し、軽くボールを蹴ることが可能に。それ以降ケアをしながらサッカー活動に完全に復帰し、痛みはなし。

症例:10歳 男性

数ヶ月前からかかとに痛みが出始める。痛みはどんどん悪化し、普通に歩くことも困難になる。医療機関を受診。成長痛と診断され、湿布を貼っていたが全く痛みは改善しなかった。

当院を受診。ふくらはぎの筋緊張が強いことを確認、すぐに腰椎調整を開始。通院3回目程度で、ふくらはぎの筋緊張は緩和し始める。通院5回目程度で、かかとの痛みは半減する。通院8回目程度で、歩行時の痛みや階段昇降時の痛みは消失。
それ以降、ランニングなどの運動時のときも、かかとの痛みは完全に消失。

成長痛についてのまとめ

成長期の子供たちが、股関節・膝・スネなどに痛みがある場合、画像検査で特別な病気が無ければ、腰からの神経痛の可能性が高いです。成長期の子供たちが脚を痛がる場合も同様で、画像検査で異常が無ければ、腰からの神経痛が原因です。

骨肉腫などの特別な病気が見つからない限り、股関節・膝・スネなどの痛みは腰からの神経痛が原因です。腰椎調整により神経の圧迫を取り除くことで根本的に回復します。骨が伸びて痛みが出るとされる成長痛と呼ばれるものは、実は存在しません。

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