不眠症、睡眠障害について

不眠症、睡眠障害について
不眠症、睡眠障害について

不眠症、睡眠障害の方はとても多く、年々増加しています。不眠症の方の年齢層もとても幅広く、小さな子供さんから高齢の方までたくさんの方が悩む症状です。

不眠症は、ストレスが主な原因とされていますが、実際ストレスが原因なのでしょうか?

過度のストレスやショックなことがあれば、もちろん多少の期間は不眠症となることもありますが、数ヶ月~数年以上も不眠症となると他に根本的な原因があります。

不眠症の原因

不眠症は、自律神経失調症の症状の中の一つ症状です。人間は、自律神経系の働きにより、寝たり起きたりをくり返していますが、自律神経失調症により交感神経が優位になってしまうと寝れなくなってしまいます。

寝る→ 副交感神経

起きる→ 交感神経

つまり、『不眠症は交感神経が過度に優位な状態』です。交感神経優位となってしまうのは、胸椎(背中)から出てくる自律神経が、脊椎のねじれや圧迫により、その神経を潰してしまうことが原因です。

自律神経系はその神経を圧迫することにより、交感神経が興奮してしまうのです。交感神経は『活動の神経』、つまり昼間の神経なのです。自律神経系が正常に働いている場合は、夜になると身体を休ませる副交感神経が優位となり眠ることができますが、交感神経が優位となっているため夜も眠ることができません。

脳が休めと指令を出していても、身体が起きている状態、と言うことです。これが不眠症の本当の原因です。

不眠症の通常の治療方法

薬(睡眠導入剤、安定剤)

不眠症の根本的な治療方法

不眠症は自律神経失調症の症状の一つですので、脊椎調整を行い胸椎で潰してしまっている自律神経系の圧迫を取り除く必要があります。つまり、不眠症の根本治療は『脊椎調整により自律神経系を正常に戻す』、しかありません。

脊椎調整により潰してしまった自律神経が正常に戻ると、交感神経優位の状態から副交感神経が正常な状態に回復し、夜になると眠くなる、と言うサイクルに戻ることができます。 

睡眠導入剤を飲むと眠れますが、根本的な解決には全くなっていません。薬で強引に寝かせているだけで、健康的に睡眠が取れている訳ではありませんし、薬の副作用は非常に強いものです。薬での治療はお勧めできません。

不眠症を根本的に治すには、交感神経優位となっている状態を正常に戻すことです。

不眠症・睡眠障害は、自律神経失調症であるサインです。眠れないと言う問題だけではなく、身体の機能や内臓の機能も低下し、精神的にも不安定になってしまうとても危ない状態です。根本的に治すことがとても大切です。

当院では不眠症、睡眠障害の患者さん用の治療メニューがあります。

当院の不眠症の治療実績
(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の不眠症患者を対象)
不眠症の回復、又は改善率  90%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)
  

症例:70代 男性

数年前から不眠症になり、ひどい日には一睡もできない状態。医療機関を受診し、睡眠導入剤は処方され、服用。しかし、薬を飲んでも2、3時間しか眠れない日が続く。

その後、当院を受診。頸椎と胸椎(背中)の調整をすぐに開始。通常5回目頃から少しずつ眠れる日が増加。通院10回目程度で5時間以上眠れる日もあり、睡眠導入剤の服用を中止。通院15回以降では、睡眠導入剤なしで6時間以上の睡眠を取れるまで回復。それ以降ケアを続け、ほぼ毎日6時間から7時間の睡眠ができている。

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症状別の原因と治療

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