更年期障害について
更年期障害と呼ばれる症状の方も多く、当院にもたくさんの患者さんが治療に来られています。
最近では比較的若い方も多く、近年増加している症状の一つです(若年性更年期障害)。
症状としては、動悸、過呼吸、息苦しさ、多汗症、寝汗、不眠症、睡眠障害、頻尿、尿漏れ、精神不安定、うつ病、パニック症、胃腸の不調、ホットフラッシュ、ホルモンバランスの乱れなど様々な症状があります。更年期障害の原因
更年期障害は通常、『年齢のせい』とされていますが、実は歳は一切関係ありません。
更年期障害は、自律神経失調症の中の一つの症状です。もっと言ってしまうと、本当は更年期障害と呼ばれる病気は存在しません。
更年期障害の症状は、全て自律神経失調症の症状で、交感神経神経が過度に優位な状態が続くことが原因です。
交感神経優位な状態になる主な原因が、『年齢』、『性格』、『ストレス』などではなく、胸椎(背中)の椎間孔と呼ばれる孔から出てくる自律神経系を脊椎のねじれや圧迫により潰してしまっていることが原因です。
自律神経系は神経を触ってしまうと基本的に交感神経が優位となってしまいます。これがしばらく続くと更年期障害と呼ばれる様々な症状が出てしまいます。
つまり、更年期障害と呼ばれている症状の原因は、『ストレスや年齢』ではない、と理解して下さい。
漢方薬、睡眠導入剤や安定剤などの薬
更年期障害の根本的な治療方法
更年期障害の原因は、交感神経が過度に優位となっている状態であるので、自律神経系を正常に戻す治療が必要となります。脊椎調整を行い、胸椎(背中)で潰してしまった自律神経系の圧迫を取り除く治療を行います。
つまり、自律神経失調症と同様の根本治療ができれば更年期障害は回復します。
更年期障害では、ホルモンバランスの影響を受けると言われていますが、皆さんが更年期障害と思っている症状のほとんどが自律神経失調症によるものです。ホルモンバランスの乱れの原因も自律神経失調症により乱れてしまうので、どちらにしても自律神経系を治すことが大切となります。
『更年期障害は歳だから治らない』と言われていますが、そうではありません。当院に更年期障害の治療で来られた多くの患者さんも、自律神経失調症の治療(脊椎調整)により回復されています。
(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の更年期障害の患者を対象)
更年期障害の回復、又は改善率 90パーセント以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)
症例:50代 女性
5、6年前から体調を崩すことが増えて、動悸、息苦しさ、不眠症、精神不安定、ホットフラッシュ、多汗症などの様々な症状に悩まされる。いくつかの医療機関を受診するも原因がわからず、最終的には『更年期によるものでしょう』と言われ、漢方薬や薬による治療を開始。しかし、症状は年々悪化してしまう。仕事も休みがちになる。
当院を受診、すぐに胸椎(背中)の調整を始める。通院数回程度で症状に変化が出始める。通院5回目程度になると、ホットフラッシュや多汗症などの症状は回復。通院8回目程度からは、動悸や息苦しさも消失。12回目頃からは、不眠症や精神的な不安定さも回復しする。その後ケアを続け、症状は全て消失し、仕事も継続することができている。