自律神経失調症の根本治療実績、吉田原整骨院

自律神経失調症の根本治療実績、吉田原整骨院

《自律神経失調症の根本治療専門院の吉田原整骨院。自律神経失調症の治療実績について》主に、松本市、塩尻市、安曇野市、諏訪市周辺の自律神経失調症患者を対象。

【はじめに】
自律神経失調症の症状は様々で、近年多くの方が苦しむ病気の一つである。自律神経失調症を改善させる方法を考え、実際に施術をし良好な結果が得られたので報告する。自律神経失調症の主な症状は、不眠症、動悸、過呼吸、体温調節異常、精神不安定、不安感、多汗症、頻脈、血圧異常など様々である。自律神経失調症の症状は、基本的には交感神経が異常に優位な状態であることが多いため、この様な症状が続いてしまう。その原因として、自律神経系の神経根を椎間孔で圧迫することにより、神経の情報が変わり、副交感神経が抑えられ、交換神経が過度に優位となってしまうと考えた。

【方法】
自律神経失調症に関係する神経系の出口は主に胸椎と考え、脊椎調整により胸椎での神経根の圧迫を取り除く方法を実践する。ただし、背部の筋肉の凝りにより、より強く胸椎が圧迫されるため、頸椎下部の脊椎調整も同時に行う。

【症例】
症例❶
女性
20歳代
頸部、背部の痛みを訴えて来院。
問診によると、長年、自律神経失調症であるとのことで、不眠、精神不安定、冷え性、動悸、過呼吸、多汗症などで医療機関も受診。頸椎と胸椎に圧迫を確認。頸椎調整と胸椎調整を開始。施術3回程度で頸部痛と背部痛は軽減。施術6回目程度で、不眠症は改善し、動悸、過呼吸は消失。施術8回目、不眠症は回復し、過度に緊張することはなくなり、多汗症も消失。施術10回目以降、頸椎痛と背部痛は回復、不眠症も消失。精神的にも安定。

症例➋
男性
30歳代
寝違えて頸部に強い疼痛があるとのことで来院。問診によると、頻繁に頸部には疼痛があり、頭痛、過度の緊張、強い不安感、不眠症、動悸があるとのこと。頸椎と胸椎の脊椎調整を開始。施術4回目頃から頭痛と頸部痛は減少。不眠症も改善し始める。施術6回目程度で不安感は改善し、動悸は消失。施術9回目、頭痛、頸部痛、不眠症、不安感など全て消失。

症例❸
女性
30歳代
自宅での作業中に頸部と肩部を痛め来院。
問診によると、数ヶ月前から不眠症、不安感、過呼吸、動悸、多汗症が始まり、車の運転中に息苦しくなることが増加。その後、自分一人での運転は不可。医療機関を受診するも異常なし。頸部と胸椎に強い圧迫を確認、脊椎調整を開始。施術4回目、強い頸部痛は軽減し始める。神経の圧迫が改善するとともに症状も回復。施術7回目頃には、不眠症、過呼吸、動悸、多汗症は消失。施術9回目には、不安感も回復し、車の運転時の息苦しさ、過度の緊張も消失。施術10回目以降では自律神経失調症の症状は全て消失。

【考察】
自律神経失調症の方では胸椎での神経の圧迫があった。脊椎調整により胸椎での圧迫を取り除くことにより、自律神経失調症の症状は改善することがわかった。

【まとめ】
自律神経失調症は基本的には過度に交感神経が優位になっている状態である。身体の機能は全て脳の指令通りに動いている。その伝達は神経が行っている。自律神経系では主に胸椎から出てくる神経であるが、その神経根を胸椎の出口で潰してしまうことにより、脳からの指令が変わり、身体が正常に機能しなくなっていくと考えられる。神経を潰すことにより、副交感神経よりも交感神経が優位になるため、通常自律神経失調症は交感神経が優位な状態となる。そのため、脳からの指令は途中で間違った情報となり、身体は脳の指令通りに機能しなくなる。自律神経失調症を回復させるには主に胸椎の調整を行い神経の圧迫を取り除くことが重要となる。背部の筋肉が緊張することにより胸椎を圧迫する原因ともなるので、頸椎の調整も必要となる場合も多いと考えられる。


自律神経失調症の根本治療専門院の吉田原整骨院
長野県塩尻市広丘吉田665-13
0263-86-4724

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