2022年10月20日

こむら返り、脚のつりについて

こむら返り、脚のつりについて
こむら返り、脚のつりについて

夜中や朝方にふくらはぎがつる(こむら返り)、太ももがつる、歩いていると急に脚がつる、足の裏の筋肉がつる、足の指がつる、などでお困りの方も多いと思います。

比較的、高齢になってくると多くなります。

こむら返りの原因

こむら返りや脚の筋肉のつる原因は、年齢や疲れのせいではありません。または、水分不足でこむら返りが起きると良く言われていますが、それも間違いです。

こむら返りは坐骨神経痛の一つの症状で、腰椎で神経を圧迫してしまっていることが本当の原因です。

脚の筋肉は全て腰椎から出てくる神経が支配しています。通常、脳から『脚のここの筋肉を縮め、脚を動かせ』と言う指令が出て、その指令を神経が脚の筋肉まで伝えることにより脚を動かすことができます。

しかし、神経を途中で潰してしまっていると、正常に信号が伝わらなかったり、勝手に信号を出してしまいます。

腰が悪く、腰椎で神経を潰してしまっていると、脳が縮めと言う指令を出していないのに、腰から間違った指令が出て、自分の意志と関係なく脚の筋肉が縮む、これがこむら返りや脚のつる本当の原因です。

ふくらはぎの筋肉は、腰椎5番の神経(坐骨神経)が支配しています。つまり、腰でその神経を圧迫してしまい、勝手に信号が筋肉に伝わり、自分の意思とは関係なくふくらはぎの筋肉が収縮すると言うことです。

こむら返りの通常の治療方法

薬、水分補給

こむら返り、脚のつりの根本的な治療方法

腰椎で神経を潰してしまっていることがこむら返りや脚のつりの原因なので、腰椎の調整を行い、腰椎の神経の圧迫を取り除く治療が必要となります。

当院でも腰の治療で来院される方が多いですが、腰が悪い方は良くこむら返りや脚のつりがあると聞きます。しかし、腰椎調整で腰が治ってくるとこむら返りは自然と消えていきます。

歩いていて脚がつったり疲れやすいのも腰からの神経痛が原因なので、腰椎の調整が必要です。
脱水の状態だと筋肉はつりやすくなりますが、極度に脱水にならないと筋肉はつらないため、皆さんが通常経験している脚のつりはほとんど神経痛があるためです。

運動選手も同様です。良く運動中にふくらはぎや太ももが攣ってしまうアスリートもいますが、腰が少しでも悪いと脚の筋肉は攣りやすくなってしまいます。脚が攣りやすい状態で運動を続けると肉離れなどの怪我をしやすくなります。また、筋肉に張りが出やすい状態では運動のパフォーマンスが著しく低下してしまいます。

当院のこむら返り、脚のつりの治療実績

(主に、松本市、塩尻市、安曇野市のこむら返り患者を対象)
こむら返りの回復、又は改善率  95%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)

症例:70代 男性

もともと腰が悪く、ギックリ腰を繰り返していた。年々悪化し、脚がしびれも出始める。それと同時に夜中や朝方にふくらはぎの攣り(こむら返り)の回数が増加。昼間でも急にふくらはぎや太ももが攣ることも。

医療機関を受診。漢方薬をもらい、あとは水分をしっかり摂取する様に指導があったのみ。もちろん、その後こむら返りの回数は改善せす、むしろ脚が攣る回数は少しずつ増加。

当院を受診。腰椎の調整を開始。通院4回目程度からこむら返りの回数が減少し始める。通院7回目程度で、昼間の太ももやふくらはぎの攣りは消失。9回目程度では、夜中や朝方のこむら返りも消失。

症例:15歳 男性

小学生の頃から野球をやっている男性、中学ではクラブチームで活動。小学生の頃から練習中や練習後に膝やふくらはぎが痛くなることがあり、中学生になるとその頻度が増加。更にベースランニングなどのときに脚が攣ってしまう。その後、練習から帰る自転車でも太ももやふくらはぎが攣ることが増加。

医療機関を受診し、検査を受けたが原因不明とされる。

当院を受診。腰椎調整を開始。通院から3回目程度で膝やふくらはぎの痛みが減少。通院5回目程度で、練習後の太ももやふくらはぎの攣りは消失。通院7回目程度で、ベースランニング時の太ももとふくらはぎの攣りも消失。それ以降は、練習中や練習後に攣ることはなくなり、野球のパフォーマンスも向上。

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腱鞘炎、ばね指について

腱鞘炎、ばね指について
腱鞘炎、ばね指について
  • 腱鞘炎(ドケルバン病)
  • ばね指(弾発指)

腱鞘炎は指や手首を動かすときに痛みやこわばりが出るもので、ドケルバン病が有名です。ばね指は、指を曲げたとき、伸ばすときに引っかかってしまうものです。

最悪の場合、指が曲がったまま、伸びたままになってしまいます。

腱鞘炎の原因

腱鞘炎もばね指も、通常は使いすぎと言われることが多いですが、ほとんどの場合使い過ぎが原因ではなく、頸椎からの神経痛が本当の原因です。腕の筋肉を支配している神経は頸椎から出ていきます。

頸椎で神経を圧迫してしまうと、神経痛の影響で腕の筋肉が緊張します。筋肉が緊張した状態が何ヶ月も続くと、筋肉の先にある腱に負担が出始め、いずれ腱鞘炎となってしまいます。急に相当な負荷がかからない限りは、頸椎に問題がなく神経を潰していなければ基本的には腱鞘炎にはなりません。

指の動きに関係する腱の炎症が続くと、腱や腱鞘の腫れがひどくなり、いずればね指となります。ばね指とは、指の曲げ伸ばしのときに引っかかってしまうことを言います。

通常の治療方法

湿布、痛み止めの薬・注射、最悪の場合は手術

腱鞘炎の根本的な治療方法
頸椎の神経痛が原因で、腕の筋肉が緊張するために腱鞘炎・ばね指を発症してしまうので、頸椎の調整を行い、頸椎で潰してしまった神経の圧迫を取り除く治療が必要となります。頸椎調整により腕の筋肉の緊張がなくなってくると、腱の負担が減り、時間とともに腱鞘炎・ばね指の症状が消えていきます。

注射や手術で治療しても、頸椎からの神経症状を残しておくと、いずれまた同様な症状が現れてしまうので、頸椎調整により根本的な治療をすることが大切です。

その後、頸椎調整によるケアを続けるとともに、腕の筋肉のストレッチをすることにより腱鞘炎・ばね指の予防ができます。

また、ヘバーデン結節などの指の変形性関節症も実は同様のメカニズムで起こります。頸椎での神経の圧迫を放置し、腕の筋肉の緊張をそのままにしてとくと、腱にずっとストレスをかけ続け、指の関節が壊れていきます。その繰り返しにより、指の関節が変形していきます。少しでも若いうちに頸椎調整を行い、腕の筋肉の緊張を取り除いておくことがとても重要です。

症例:60代 女性

10年以上前から指や腱に痛みが出やすい状態。手を良く使う仕事を長年やっていたので、その影響であると考えていた。我慢していたが、年々痛みが悪化し、ついに医療機関を受診。腱鞘炎と診断された。指の曲げ伸ばしのときに少し引っかかりもあったため、ばね指にもなりかけていた。医療機関では、ステロイドの注射を打っていた。しかし、痛みや引っかかりは改善せず、ステロイドも身体に良くないのでその後注射は止める。

いくつか医療機関を受診したものの治療は同じだっため、当院を受診。頸椎の調整を開始。腕の筋肉の張りも強かったため、毎日やって頂くストレッチも指導。通院6回目程度で、指の曲げ伸ばしが改善。8回目程度で曲げ伸ばしのときの痛みも軽減。10回目程度になると引っかかりも改善し、日常生活での痛みはなし。12回以降では、曲げ伸ばしの痛み、引っかかりともに消失。

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起立性調節障害について

起立性調節障害について
起立性調節障害について

起立性調節障害の方は近年増加傾向にあり、特に成長期の子供たちに多く見られる病気です。その症状は様々で、

  • 朝なかなか起きることが出来ない
  • 朝の食欲不振
  • だるさ(特に午前中)
  • 全身倦怠感
  • 吐気、気持ち悪さ
  • 精神的に不安定
  • 立っていると気分が悪くなる、立ちくらみ
などがあります。起立性調節障害が原因で学校からにも行けず、そのまま不登校になってしまう子供さんも多い様です。

起立性調節障害の原因

起立性調節障害の原因は、通常、季節や気候の変化、生活リズムの乱れ、心理的・社会的ストレスなどど言われています。

しかし、これらは本当の原因ではなく、起立性調整障害は自律神経失調症の中の一つの症状で、本当の原因は背中にあります。

自律神経系は、胸椎(背中)に出口(椎間孔)があり、脊椎と脊椎の間から神経が出ていきます。自律神経系は内臓や身体の機能を全て任されている神経で、脳から指令を身体に伝えている大切なものです。

しかし、その神経を圧迫してしまうと、脳からの大切な指令が、正確に身体に伝わらなくなってしまいます。これが、自律神経失調症の原因です。起立性調節障害はこの自律神経失調症の一部と考えてください。

夜しっかり寝て、朝スッキリ起きる、昼間は元気に活動できる、胃腸も正常に動く、体温調節も血圧も正常にコントロールできる、はずが自律神経失調症になると全くできなくなってしまいます。

脳や身体は正常なのに、途中で指令が狂ってしまうことで起立性調節障害になってしまう訳です。

起立性調節障害の通常の治療方法

漢方薬などの薬、カウンセリング

起立性調節障害の根本的な治療方法

起立性調節障害は、胸椎(背中)で自律神経系を圧迫してしまっていることが原因なので、脊椎調整により自律神経系の圧迫を取り除く治療が必要となります。

成長期の子供たちは、とても若いので脊椎調整が容易であるため、ある程度の期間しっかりこの治療ができれば起立性調節障害は治すことができます。

薬での治療は根本的に治すことは難しい上に、成長期の子供たちが薬を飲み続けることで薬の副作用も強いためお勧めしません。

当院でも多くの起立性調節障害の子供さんが来院されていますが、脊椎調整をしばらく行うことによりほとんどの子供さんが回復しています。

子供たちの不調にも必ず原因があります。
・ストレスのせい
・環境が悪いせい
・性格的なもの
・もともと身体が弱いから
・怠けてるから
と、大人は思ってしまいますが、ほとんどの場合、そうではありません。毎朝元気起きて学校に行きたいのに、起立性調節障害が原因でそれができないのです。

起立性調節障害は、脊椎調整により根本的に治すことができます。しかし、根本的な治療を受けることができなければ、自然に治ることはなく、大人になっても自律神経失調症で悩むことになってしまいます。

起立性調節障害を根本的に治すには脊椎調整による特殊な治療技術が必要となります。長野県内では起立性調節障害の根本的な治療ができる院はまだほとんどありません。

当院の起立性調節障害の治療実績
(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の起立性調節障害患者を対象)
起立性調節障害の回復、又は改善率  85%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)

症例:18歳 男性

数年前から調子が悪くなり、学校を休ことが増える。夜の寝つきが悪くなり、朝が起きられない。ひどいときには、頭痛やめまいでベッドから起き上がることができない日も。胃腸も弱くなり、あまり食欲がなくなり、体重を減少。だるさが悪化し、精神的にもネガティブになっていた。

医療機関を受診。起立性調節障害と診断され、薬を処方された。薬を服用していても症状はほとんど改善しなかった。

当院を受診。頸椎と胸椎の調整を開始。通院5回目程度で、寝つきが改善。通院7回目程度で、頭痛とめまいは消失。10回目程度で、朝まで起きずに寝れる日が出てくる。12回目程度で、胃腸の不調はなくなり、だるさも回復。14回目以降では、ほとんどの症状が消失。

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成長痛、成長期の子供の脚の痛みについて

成長痛、成長期の子供の脚の痛み
成長痛、成長期の子供の脚の痛み

成長期の子供に多い脚の痛み

  • オスグッド病(お皿の下の痛み)
  • セーバー病(かかとの痛み)
  • 股関節の痛み
  • 膝周囲の痛み
など、多くの成長期の子供たちを悩ます様々な症状があります。

成長痛の原因

まだ知られていませんが、まず【成長痛】と言うもの自体、実は存在しません。同じように身長が伸びている子供たちで全く痛みが出ない子供もいたり、腕や、背骨、骨盤なども大きくなっているのに脚だけに痛みが出ることも説明ができません。成長し骨が伸びても痛みは出ません。

オスグッド病は、太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)の筋緊張により、大腿四頭筋の付着部(お皿の下)を引っ張り続けることにより痛みが出ます。放置するとその付着部の骨を引っ張り続け、骨が盛り上がってきてしまいます。この盛り上がった骨は一生戻ることなく、大人になっても正座したときなど床に当たり痛みが出てしまいます。

セーバー病(かかとの痛み)は、ふくらはぎの筋肉が緊張していることによりアキレス腱を引っ張り続け、そのアキレス腱の付着部のかかとにストレスをかけてしまいます。これがセーバー病でかかとに強い痛みを感じます。

股関節や太ももから膝にかけての痛みは、腰椎からの神経痛です。つまり、腰で神経を潰してしまうことにより、その支配領域である股関節や脚にかけて神経痛が出てしまうと言うことです。

成長痛の通常の治療方法

湿布、痛み止めの薬、テーピングなど

成長痛の根本的な治療方法

オスグッド病とセーバー病は、大腿四頭筋やふくらはぎの筋肉の緊張により、その筋肉の付着部を引っ張ることで痛みが出ているので、大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉を緩める治療が必要です。大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉は腰椎の神経が支配しているため、腰椎の神経の圧迫により筋肉が緊張していることがほとんどです。

そのため、腰椎の調整を行い、大腿四頭筋とふくらはぎの筋肉を緊張させている大元の原因を取り除く治療を行います。子供の場合、脊椎調整が容易なため回復も早いですが、オスグッド病が悪化し、骨が隆起してしまうと痛みが残ってしまうことがあるため早期に受診して下さい。

股関節痛や太ももから膝にかけての痛みも腰椎からの神経痛のため、腰椎調整を行うことにより回復します。

痛み止めの薬や湿布では根本的な治療にはなりません。

成長期の子供たちが脚を痛がる場合、腰がとても悪いサインです。そのまま放置してしまうと大人になってから神経痛でとても苦しむことになりますので早めに治療をしてあげることが大切です。また、スポーツをしている子供たちは、痛みが悪化しやすい上に、スポーツのパフォーマンスも低下してしまいます。

吉田原整骨院は、《成長期の子供のトラブル》に対し、根本的な治療を行っている松本地域では唯一の専門院です。オスグッド病、セーバー病の根本的な治療が可能です。(対症療法や痛みの緩和では子供さんのためになりません)

当院の成長痛治療の実績

(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の成長痛患者を対象)
成長痛(オスグッド病、セーバー病)の回復、又は改善率  95%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)

症例 : 13歳 男性

小学生低学年からサッカークラブで活動。11歳くらいからお皿の下に痛みを感じていた。その後、徐々に痛みが悪化してきたため、医療機関を受診。オスグッド病と診断された。湿布やサポーターを使用していたが、痛みは改善せず。ランニング時だけではなく、階段の昇り降りや下り坂での歩行でもお皿の下に痛みが出始めた。

当院を受診。腰椎の調整と、大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の筋緊張を取り除く治療を開始。サッカー活動は数週間休み、治療に専念。通院3回目程度で、太ももの筋肉の緊張が緩和する。通院5回目で、歩行や階段での痛みは回復。通院6回目程度で、階段昇降時の痛みも改善。通院8回目程度では、ランニングや階段昇降時の痛みは消失。10回目程度で、サッカーの練習に初復帰し、軽くボールを蹴ることが可能に。それ以降ケアをしながらサッカー活動に完全に復帰し、痛みはなし。

症例:10歳 男性

数ヶ月前からかかとに痛みが出始める。痛みはどんどん悪化し、普通に歩くことも困難になる。医療機関を受診。成長痛と診断され、湿布を貼っていたが全く痛みは改善しなかった。

当院を受診。ふくらはぎの筋緊張が強いことを確認、すぐに腰椎調整を開始。通院3回目程度で、ふくらはぎの筋緊張は緩和し始める。通院5回目程度で、かかとの痛みは半減する。通院8回目程度で、歩行時の痛みや階段昇降時の痛みは消失。
それ以降、ランニングなどの運動時のときも、かかとの痛みは完全に消失。

成長痛についてのまとめ

成長期の子供たちが、股関節・膝・スネなどに痛みがある場合、画像検査で特別な病気が無ければ、腰からの神経痛の可能性が高いです。成長期の子供たちが脚を痛がる場合も同様で、画像検査で異常が無ければ、腰からの神経痛が原因です。

骨肉腫などの特別な病気が見つからない限り、股関節・膝・スネなどの痛みは腰からの神経痛が原因です。腰椎調整により神経の圧迫を取り除くことで根本的に回復します。骨が伸びて痛みが出るとされる成長痛と呼ばれるものは、実は存在しません。

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膝の痛み、膝関節のトラブルについて

膝の痛み、膝関節のトラブルについて
膝の痛み、膝関節のトラブル
  • 怪我による膝の痛み
  • ジャンパーズニー(スポーツ選手の膝痛)
  • 変形性膝関節症
  • 原因不明の膝の痛み
  • オスグッド病(成長期の子供の膝の痛み)
など、膝のトラブルは非常に多く、子供からご高齢の方まで苦しむ症状の一つです。
オスグッド病はこちら

膝のトラブルの原因

交通事故、転倒、スポーツ中に相手と接触した、など明らかな原因がある場合には、靭帯や半月板の損傷が考えられるので適切な固定、リハビリなどの治療が必要となります。

スポーツ選手に多い膝の痛みとして、ジャンパーズニーと呼ばれるものがあります。これは太ももの筋肉(大腿四頭筋)が硬くなった状態で運動をしていることにより、大腿四頭筋の付着部やお皿の上部にストレスがかかり痛みが出ます。

変形性膝関節症は50歳~60歳以上の方に多い膝のトラブルで、主に膝内側の圧迫が強くなり膝関節が変形する病気です。この原因は、主に大腿四頭筋の筋緊張と筋力低下によるものです。

膝に痛みがあり、レントゲンやMRIなどの検査をしても異常がないとされることも多くあります。この場合、ジャンパーズニーや変形性膝関節症と同様で、大腿四頭筋の筋緊張と筋力低下により、膝関節、膝関節周囲に負担がかかり痛みが出てきます。

つまり、怪我以外での膝のトラブルは全て太ももの筋肉の状態が悪いことが原因だと思って下さい。

膝痛の通常の治療方法

湿布、痛み止めの薬、ヒアルロン酸注射、サポーターなど

膝のトラブルの根本的な治療方法
膝の怪我の場合、固定が必要なときはにはギプスやシーネなどで固定し、その後適切なリハビリを行います。完全に回復するまで適切なサポーターを使って頂くことも効果はあります。湿布や痛み止めの薬などは根本的な治療にはなりません。

ジャンパーズニーなど運動選手に多い膝の痛みや、変形性膝関節症、その他原因不明の膝の痛みの根本的な治療には、腰椎調整が必要となります。これらの膝のトラブルは太もも(大腿四頭筋)の筋緊張や筋力低下が原因でありますが、この大腿四頭筋の筋肉を支配している神経は腰椎から出ていきます。


腰椎で圧迫があり、その神経を少しでも潰してしまうと、大腿四頭筋の筋緊張と筋力低下が始まり、その影響が膝関節に現れます。そのため、怪我以外で膝にトラブルがある場合、もともと腰椎で神経を圧迫してしまっていると考えられます。

ジャンパーズニーや変形性膝関節症など膝に痛みがある場合、腰椎の調整を行い神経の圧迫を取り除く治療をすることが必要となります。また、膝関節と大腿四頭筋を緩める調整治療を同時に行います。

変形性膝関節症の方は、更に膝関節内側の圧迫を取り除く調整が必要となります。良くヒアルロン酸注射をする場合もありますが、ヒアルロン酸が足りなくて変形性膝関節症になっている訳ではないので、注射での根本的な回復は困難です。

また、関節軟骨や半月板などの軟骨は現在の医療では再生させることは不可能です。もちろん、軟骨成分の摂取しても軟骨ができるはずもありません。しかし、軟骨が潰れてしまっていても腰椎の調整と膝関節の調整により、膝の圧迫を取り除き、痛みも可動域も回復させることはできます。


膝のトラブルを根本的に解決するには、腰椎の調整を行い、神経の圧迫を取り除き、太ももの筋肉の緊張と筋力低下を改善させることが必要となります。

症例:16歳 男性

サッカークラブで活動している選手。膝周辺に痛みが出始める。医療機関を受診すると、ジャンパーズニーと診断され、湿布をもらう。もちろん湿布では治ることがなく、当院を受診。

大腿四頭筋(太ももの前面)の緊張が強く、膝の可動域も制限されていた。腰椎の調整と膝関節調整を開始。通院3回目程度から膝関節の可動域が改善。通院6回目程度で膝関節の可動域制限は全くなくなり、膝の曲げ伸ばしの痛みは消失。8回目以降では、太ももの張りもなくなり、ランニングも可能に。10回目以降は膝関節の痛みは完全に消失し、サッカーの練習にも復帰できた。

症例:70代 女性

膝の内側の痛みが年々悪化してくる。階段も手すりを使い一段ずつ昇り降りをする。歩行時も痛みが悪化し始め、数ヶ月後には足を引きずって歩行する様になる。医療機関を受診。画像診断で、膝内側の隙間がなくなっているのを確認、変形性膝関節症と診断される。ヒアルロン酸注射を何度か打ち、湿布も毎日貼ってはいたものの症状や痛みは全く改善せず。

当院を受診。腰椎調整と膝関節調整を開始。
通院5回目程度で、膝関節の可動域は改善し始める。歩行時の痛みも軽減。通院8回目程度で、通常の歩行時の痛みは消失。通院10回目程度では、膝の曲げ伸ばしの痛みは完全に消失し、可動域制限は回復。13回目以降では、階段の登り降りもできる様になり、歩行も正常になる。

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腸の不調について

腸の不調について
腸の不調について
  • 便秘
  • 消化不良
  • 過敏性腸症候群
  • 潰瘍性大腸炎
  • 下痢、お腹が緩い
    (感染症がないもの)

など、腸にも様々な不調、病気があります。最近では子供でも多く、当院にもたくさんの子供さんが治療に来られています。

悪化すると、腹痛も強くなり、一日に10回~20回以上もトイレに行くようになり、仕事も学校生活も困難になってしまいます。

腸の不調の原因

腸も他の臓器と同様、脳から指令を受けて、その通りに動いています。脳から指令が正確に腸に伝わっていればいいのですが、途中で神経を圧迫してしまうとその指令が止まったり狂ったりしてしまうと腸が正常に動かなくなります。

この状態が長期に渡ってしまうと腸が壊れていきます。初期は、便秘や下痢で済みますが、年々症状は悪化し、過敏性腸症候群まで進み、最終的には潰瘍性大腸炎になってしまう、とても危険なものです。ストレスや疲れ、加齢は本当の原因とはなりません。

腸の通常の治療方法

整腸剤や漢方薬などを使用します。

腸の根本的な治療方法

腸を支配する神経は胸椎と腰椎の間(背中)にあり、そこを潰すことにより腸の不調は始まります。腸の機能を正常に戻すためには脊椎調整を行い、この神経の圧迫を取り除き、脳から腸への指令を正常に戻す治療が必要となります。

脊椎調整により神経の圧迫が消失すると、便秘、下痢、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎は回復していきます。潰瘍まで悪化してしまったものは回復までに時間がかかりますが、この調整により改善していきます。

薬を長期で服用することは身体への悪影響が大きいためお勧めできません。薬をいくら服用しても根本的な回復にはなりません。

子供のうちからお腹が弱い場合、年々症状が悪化してしまうので、大人になる頃には過敏性腸症候群や潰瘍まで進行してしまう可能性があるため早期に根本的な治療が必要となります。子供のうちから強い薬の使用はリスクしかありません。

腸の不調、と言うことは身体にとって大切な栄養素の吸収の力が落ちている証拠です。腸は身体が元気に保つためにはとても大切な臓器です。そのため、腸の機能が低下すると言うことは、身体の機能が落ちると言うことです。体力の低下、免疫力の低下、筋力の低下などの悪影響が出ます。また、肌荒れや、口内炎などの粘膜の状態も悪化します。

症例:30代 男性

子供の頃からお腹が弱く、食べるとすぐにお腹が緩くなってしまっていた。20代になると更に症状は悪化し、一日中お腹が痛みが続く日もあったり、1日で10回以上トイレに行く日もあっとりと、腸の不調が増加。医療機関を受診すると、過敏性腸症候群と診断された。薬での治療を続けていたが、症状は改善せず、ついに潰瘍性大腸炎にまで悪化。仕事にも行けない日もあり、苦しんでいた。

当院を受診。すぐに胸椎(背中)の調整を開始。通院5回目程度で、腹痛は半減し、痛みが出る日も減少し始める。7回目程度で、食欲が手始める。8回目程度で、トイレに行く回数は激減。10回目程度で、腹痛はほぼ消失。12回目程度で、トイレに行く回数はほぼ1日1回程度になり、仕事を休むことはなくなる。13回目以降では、ほとんどの症状が消失し、薬の使用もなし。それ以降はケアを続け、良好な状態を維持している。

腸の不調についてのまとめ

腸の不調がある場合、癌や感染症がないか検査をして、もしそれらがない場合には、腸を支配する神経の圧迫が原因です。ストレスや年齢は腸の不調の原因とはなりません。

下痢、便秘、過敏性腸症候群なども、全て神経の圧迫によるものです。腸の不調を根本的に治さないと、年々状態が悪化し、最終的には潰瘍性大腸炎にまで進行してしまいます。

脊椎調整により腸を支配する神経の圧迫を取り除くことで腸の不調は根本的に回復します。整腸剤を飲み続けても根本的に腸を治すことはできません。

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胃の不調について

胃の不調について
胃の不調について
  • 胃炎
  • 吐気、気持ち悪さ
  • 食欲不振
  • 長引く胃の痛み
  • 逆流性食道炎
  • 胃潰瘍
など胃の不調にも様々なものがあります。

胃の不調は比較的多くの方が経験するものです。ストレスや加齢的なもの、もしくは生まれつき弱いせい、と良く言われていますが、本当なのでしょうか?

胃の不調の原因

通常は、胃の不調の原因は、ストレスや疲れ、加齢的なものと言われています。しかし、本当の原因はそれらではなく他にあります。胃は、他の臓器と同様に脳の指令通りに動いています。

その脳からの指令は神経が胃に伝えていますが、その神経は胸椎上部(背中)から出て胃に行きます。その神経の出口(椎間孔)で脊椎に圧迫やねじれがあり、神経を潰してしまうことにより、脳から指令が正確に胃に伝わらなくなってしまいます。

これが数ヶ月~数年続くことによりどんどん胃が壊れていきます。これが胃炎、吐気、食欲不振、長引く胃の痛み、逆流性食道炎となり、最終的に胃潰瘍となる原因です。

食べ物が胃に入ってきて胃液を出したり、消化をしたり、胃の粘膜の修復をしたり、この様な胃の当たり前の働きは全て脳の指令で動いています。胃は勝手に働くことはできません。脳からの指令がないと正常に働くことはできないのです。

逆流性食道炎も原因は同様です。脳からの指令が正常に胃や食道に伝わっていれば逆流などしません。神経は途中で潰されたり触ったりすると信号が狂ってしまいます。脳からの指令が途中で狂ってしまい、胃や食道が誤作動を起こします。この狂った指令通りに胃や食道が動くことにより、誤作動を起こす、つまり逆流してしまうと言うことです。これが逆流性食道炎のメカニズムです。

胃の不調の通常の治療方法

胃薬を使用します。

胃の不調の根本的な治療方法

胃や食道を支配する神経を胸椎(背中)で圧迫してしまっていることが原因なので、脊椎調整によりこの圧迫を取り除く治療を行います。脊椎での圧迫が消失し、脳から指令が正常に行き始めると胃は回復していきます。この脊椎調整と言う方法でしか胃を根本的に治す方法はありません。

胃薬を飲むことも良いのですが、胃を根本的に治すことはできないため、薬を飲み続けることになってしまいます。薬では根本的な治療にはないないので、時間とともに胃は壊れていってしまいます。

ストレス
 ↓
胃が壊れる
 
普通はこれが当たり前だと思います。私も研究していく中で、ずっと考えてみました。何故、ストレスで胃が壊れるのか?どう考えてもその理屈が説明できませんでした。

しかし、
【脳の指令 → 胃の神経を圧迫  → 指令が狂う → 胃が正常に動かない → 胃が壊れる】なら説明ができます。更に、背中の調整により胃を支配している神経の圧迫を取り除くことで、多くの方の症状が回復していることが証明となります。

確かにストレスや年齢も影響が全くない訳ではないと思いますが、ほとんどの原因は神経の圧迫です。脊椎調整をしてもストレスや年齢は治すことができないですが、神経の圧迫を取り除くことにより胃は回復しています。


当院での胃の不調に対しての治療実績
(主に松本市、塩尻市、安曇野市の胃炎、逆流性食道炎、吐気、食欲不振の患者さんを対象)
胃炎、逆流性食道炎、吐気、食欲不振の回復、叉は改善率は
90%以上の患者さんが胃の不調から回復、又は改善
(但し、通院回数 5回以下の方は除く)

症例:50代 女性

もともと胃の調子が悪い方で、検査をしても異常はないと言われ続けていた。そのため、胃の不調のときには胃薬で誤魔化していた。その後、吐気も増えてきたため、医療機関を受診。逆流性食道炎と診断される。やはり、治療は薬漬けのみで症状が改善することがなかった。

当院を受診。胸椎(背中)の調整を開始。通院5回目程度で、吐気は減少し始める。通院7回目程度で、胃の痛みは改善。食事後の気持ち悪さは消失。9回目程度で、吐気はほぼ消失。12回目以降では、吐気も胃の痛みも完全に消失。薬も飲む必要がなくなり、その後の検査では逆流性食道炎の症状は消えていると言われた。

症例:70代 女性

数年前から胃の不調があった。胃痛、吐気、食欲不振などが続いていた。医療機関を受診し、胃炎と逆流性食道炎と診断された。薬を飲んでいたが症状はほとんど回復しなかった。

当院を受診。胸椎の調整を開始。通院6回目程度で、強い胃の痛みと吐気が減少。8回目程度で、食欲が戻り始め、食事の量が増える。10回目程度では、胃痛と吐気はほぼ消失。それ以降は、胸椎の調整を継続し、薬を使用せずに胃の不調はなし。

胃の不調についてのまとめ

胃の不調がある場合、癌や感染症がないか検査をし、もしそれらがない場合には、胃を支配する神経の圧迫が原因です。ストレスや年齢は胃の不調の原因とはなりません。

胃炎、吐気、逆流性食道炎、胃の痛みなど、全て神経の圧迫によるものです。胃の不調を根本的に治さないと、年々状態が悪化し、最終的には胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの潰瘍にまで進行してしまいます。

脊椎調整により胃を支配する神経の圧迫を取り除くことで根本的に回復します。胃薬を飲み続けても根本的に胃は治りません。

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頻尿、尿漏れ、排尿障害、残尿感について

頻尿、尿漏れについて
頻尿、尿漏れについて 頻尿、尿漏れ、排尿障害、残尿感はとても厄介なもので、外出することにも影響を及ぼします。

尿のトラブルは加齢的なものによるもの、と良く言われていますが、10代や20代の若い方にも非常に多く、悩みの種となります。悪化してしまうと出掛けることが困難になり、仕事や日常生活にも影響が出てしまいます。

頻尿、尿漏れの原因

これらの原因は、通常は加齢的なもの、更年期障害の影響、ストレスなどと言われていますが、本当の原因はそうではありません。尿を正確に排泄するために、いつも脳と膀胱や尿道とで情報をやり取りしています。

その情報は神経がつないでいます。しかし、膀胱や尿道などを支配する神経を脊椎で潰しでしまうと、その情報が正常に伝わらなくなってしまいます。例えば、頻尿は、膀胱のセンサーが『もう膀胱が尿でいっぱい』と言う情報を脳に送り、脳がそれを受けて尿意を感じる仕組みになっています。

しかし、脊椎で神経を圧迫してしまうと情報が狂い、まだ膀胱がいっぱいではないのにもう既にいっぱいになっている、と言う間違った情報となり脳が判断をしてしまいます。残尿感も同様の原因で、『まだ尿が残っている』と言う間違った情報が伝達されているからです。

また、尿漏れについては、通常は尿道括約筋が締まっているので尿が漏れないのですが、神経を圧迫すると途中で信号が途切れ、尿道括約筋が勝手に緩んでしまうことにより尿が漏れてしまう訳です。排尿障害は、その逆で尿を出したいのに出ない状態で、メカニズムは同様に神経の圧迫です。
 
これらの働きは全て自律神経系が行っていますが、途中で情報が狂ってしまうことでトラブルが起きると言うことです。

頻尿、尿漏れの通常の治療方法

排尿トレーニング、漢方や薬などで治療します。

頻尿、尿漏れの根本的な治療方法

膀胱や尿道を支配する神経を脊椎で圧迫してしまっていることが原因なので、脊椎調整によりその神経の圧迫を取り除く治療をする必要があります。神経の圧迫を取り除くことにより、頻尿、尿漏れ、排尿障害、残尿感は回復します。年齢は関係ありませんので、ご高齢の方も比較的早期に回復しています。ご高齢であっても諦めることはありません。

薬での治療を受けていても根本的な解決にはならないため、頻尿、尿漏れ、排尿障害、残尿感は治ることはありません。

良く加齢により骨盤周りの筋肉が低下していることで尿が漏れてしまう、と耳にすることもありますが、ほとんど関係ありません。尿を止めている筋肉は尿道括約筋と言う筋肉で、筋力はそんなに強くはありません。括約筋と言う筋肉は、主に内臓などを動かす筋肉で、身体を動かす様な強い筋肉ではありません。括約筋は比較的弱い力でも正常に動き、機能を維持できます。骨盤周りの筋肉をトレーニングしたとしても、括約筋は動かすことができないため、尿漏れに対してはあまり効果はありません。

頻尿、尿漏れ、排尿障害は比較的女性に多く、珍しいものではありません。お気軽にご相談ください。

吉田原整骨院は、『頻尿・尿漏れ・残尿感などの尿のトラブル』を根本的に治療ができる長野県内では唯一の医療機関となります。

当院の頻尿、尿漏れ、残尿感治療の実績

(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の患者を対象)
頻尿・尿漏れ・残尿感の回復、又は改善率  90%以上
(但し、総通院回数 5回未満の方は除く)

症例:80代 女性

10年ほど前から頻尿と尿漏れが始まり、年々症状は悪化。数年前からは、少し動くたびに尿が漏れてしまい、出掛けるときにはオムツを使用。尿の回数も増えて、夜中も5、6回くらいトイレに起きる日もあった。昼間も30分から1時間に1回くらいトイレに行っていた。好きだった旅行も諦めていた。医療機関を受診しても薬をもらうだけで改善しなかった。

当院を受診。脊椎調整により膀胱や尿道を支配する神経の出口の治療を開始。通院5回目程度で、夜中のトイレの回数が3回程度に減少。6回目程度で、昼間のトイレも、2時間に1回程度になる。8回目程度で、尿漏れの回数は激減。10回目程度では、夜中のトイレは1、2回ほどに。昼間は3時間以内では、尿意はほとんど感じなくなった。13回目以降では、尿漏れはほとんどなくなり、オムツも使わなくなった。1日の尿の回数も8回程度になり、正常になった。

頻尿、尿漏れについてのまとめ

頻尿と尿漏れは、泌尿器科で尿道や膀胱自体に病気がないか検査をし、もし異常がなければ神経の圧迫が原因です。ストレスや年齢は関係ありません。頻尿と尿漏れは、膀胱や尿道を支配する神経を脊椎で圧迫することで、指令が狂ってしまい、膀胱や尿道が正常に機能していない状態です。

脊椎調整で、その神経の圧迫を取り除くことで頻尿と尿漏れは根本的に回復します。漢方薬などの薬では根本的な解決にはなりません。

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