めまいの診断について

めまいの診断について

《正確にめまいの診断をするためには》

めまいの患者さんの例。
60代 女性。
20代の頃にめまいが発症し、医療機関を受診。精密検査をしたところ、小脳に障害が見つかった。『めまいがあるのは、小脳の障害のせいだ』と説明された。その後、数十年間、ずっとめまいの薬を飲み続けた。もちろん、治ることはなく数十年めまいと共に生きてきた。

当院のことを知り、受診。頸椎の調整を開始。通院6回目程度からめまいが軽減し始める。通院8回目程度で、ふらつきもなくなり通常歩行が可能になる。通院11回目程度で、めまいはほとんどなくる。その後、ケアを続け、めまいは完全に消失。薬も使わなくなる。


この方は長年めまいで苦しんできましたが、実はめまいは小脳の障害のせいではなかったのです。この方のめまいも、通常のめまいと同様で、頸椎で神経を圧迫していたことが原因でした。たまたま小脳に障害が見つかったものの、実は何も症状はなかったと言うことです。長年飲まなくても良い薬を飲み続けたことで、内臓の不調もありました。もし最初に、正確に診断ができ、更に脊椎調整ができたとしたら、この数十年、めまいと薬の副作用で苦しむことはなかったでしょう。

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