2023年4月17日

顎関節症について

顎関節症について
顎関節症について

顎関節症は、顎の関節部に痛みが出るもので、口を開ける時や食べ物を噛む時に特に痛みが出ます。悪化してしまうと、口がほとんど開けることが出来なくなったり、顎の関節部でクリック音が出始めます。

子供からご高齢の方まで、比較的多くの方に発症します。突然、顎関節症になってしまう方もいます。顎関節症の原因は

  • 噛み合わせが悪い
  • 精神的なストレス
などと言われていますが、実際にはどうでしょうか?

顎関節症の原因

顎関節症は、顎を動かしている関節部で負荷がかかり炎症が起きているものです。関節部には関節円板と呼ばれる軟骨がクッションの役割りをしているものもありますが、その軟骨も負荷により壊れてしまうこともあります。

顎の関節に負荷をかけてしまう本当の原因は、噛み合わせやストレスではなく、『頸椎で神経を圧迫してしまっている』からです。

もちろん、極端に噛み合わせが悪い場合には顎関節にも負荷が多少はかかりますが、噛み合わせの問題だけではそう簡単に顎関節症にはなりません。ストレスも全く原因にはなりません。

頸椎で神経を圧迫してしまうことで、首周り、肩や背中の筋肉が緊張します。更に、顎関節を動かしている咬筋と呼ばれる強い筋肉も緊張が出始めます。その咬筋の筋緊張が長期的に続くと顎関節に負担がかかり、関節が壊れていきます。

顎関節症の通常の治療方法

噛み合わせの治療、マウスピース、マッサージなど

顎関節症の根本的な治療方法

噛み合わせの治療やマウスピースなどでの治療も大切ですが、顎関節症の大元の原因は頸椎にあるので、頸椎調整により治療が必要となります。頸椎調整により、神経の圧迫を取り除くことで、首周り、肩や背中の筋緊張が消失します。

そして、顎関節を動かしている咬筋の筋緊張が消失すると、関節の負荷がなくなり顎関節症の症状は回復していきます。咬筋は強い筋肉なので、その筋肉が少しでも緊張すると、関節は壊れてしまいます。

顎関節症を根本的に治すためには、頸椎調整により首を確実に治すことが大切です。

症例:40代 女性

数年前から顎の関節に痛みが出始めた。年々症状は悪化し、噛む度に痛みが出て、口を大きく開けようとしても2センチ程度しか開けることができなくなってしまった。

歯科や口腔外科なども受診したものの、症状は改善せず、当院を受診。すぐに頸椎調整を開始。通院4回目程度で、顎関節部の強い痛みが緩和し始める。通院6回目程度で、少し硬いものも食べることができる様になる。通院8回目程度で、口を大きく開けたときの痛みは消失。通院10回目以降では、硬いものを噛んでも、口を大きく開けても、顎の痛みはなく、症状は全て消失。

施術案内はこちら

2023年4月12日

当院の【頭痛の根本治療と、その治療実績】が メディアで紹介されました。

当院の【頭痛の根本治療と、その治療実績】が メディアで紹介されました。

https://www.atpress.ne.jp/news/342223

2023年4月10日

不妊症について

不妊症について
不妊症について

不妊症で悩む女性はとても多く、少子化の現代では社会問題とされています。子供を望んでいてもなかなか妊娠できず、医療機関を受診しても成功しないことも多いと聞きます。

また、不妊治療には高額な費用がかかるため、諦めてしまう方もいらっしゃるでしょう。不妊症の原因には現代の生活環境、ストレス、遺伝的なものと言われており、

  • 排卵の異常
  • 卵管の異常
  • 頸管の異常
  • 子宮の異常
  • 原因不明
により妊娠できないとされています。それでは、不妊症を根本的に解決する方法はあるのでしょうか?

不妊症の主な原因

1.排卵の異常

まず一番大切なことは1の排卵です。

女性は卵巣で卵子を育てています。排卵の時期になると脳からの指令でホルモンが出され、そのホルモンの作用により排卵される仕組みになっています。しかし、この流れのが正常であれば良いのですが、どこかに少しでも異常があると正常に排卵されません。

一番トラブルとなり得る部分とすると、卵巣の機能の低下が考えられます。卵巣の機能が低下すると、卵子を育てる能力が低下します。更に、排卵を促すホルモンが正常に作用していても、正常に排卵することができなくなってしまいます。

卵巣の機能が低下する原因は、ストレスや生活環境ではなく、卵巣を支配している神経を圧迫してしまっていることが最大の原因となります。卵巣を支配している神経は、胸椎(背骨)の下部から出ていきますが、そこで脊椎のねじれや圧迫があり、神経を触ってしまうことが問題です。神経を潰してしまうことで、脳から卵巣への指令が正確に伝わらず卵巣の機能が低下します。

2.卵管の異常、3.頸管の異常、4.子宮の異常について

卵管、頸管、子宮の状態についても1.排卵のメカニズムと同様のことが言えます。卵管や子宮なども身体の臓器なので、全て脳からの指令によりコントロールされています。

卵管や子宮も、いつも正常な状態を保てる様に脳からの指令通りに働き、また悪いところは修復されています。しかし、卵管や子宮を支配している神経を途中で潰してしまうと、脳からの指令が狂ってしまいます。

例えば、子宮内膜症も同様です。脳からの指令が正常に子宮に伝わり続けていれば、何の問題も起きませんが、途中で神経を圧迫してしまうことで子宮への指令が狂い、子宮の状態が悪化していくことで内膜症になってしまいます。

卵管や子宮を支配している神経は、卵巣と同様で、胸椎下部から出ていきます。

5.原因不明

様々な症状があるのに、医療機関で検査しても異常が見つからない場合、ほとんどが子宮や卵巣を支配している神経の圧迫が原因だと考えられます。

不妊症の一般的な治療

排卵誘発薬、タイミング法など

不妊症の根本的な治療

『妊娠をするために最も大切なこと』これは女性にとって大切な臓器、子宮や卵巣を良い状態に保つこと、です。

そのために、脳から子宮や卵巣への指令は正常にしておかなければいけません。脊椎で子宮と卵巣の神経を少しでも触ってしまうとトラブルが起きてしまうので、脊椎調整により神経の圧迫を取り除くことが大切です。

子宮や卵巣の機能低下は、神経の圧迫を放置してしまうと年々症状は悪化していきます。若い頃には症状が軽くても、時間が経ってから症状が出てきます。

子宮や卵巣の状態が良い場合

  • 生理の周期が毎回あまりずれない
  • 生理痛がほとんどない
  • 生理中、生理前後に体調が悪くならない
  • 不正出血がない

これらが目安となります。

一つでも異常があれば、子宮や卵巣の状態は良くないと考えて下さい。

10代、20代前半で少しでも症状がある場合には早期に脊椎調整により、神経の圧迫を取り除く根本治療を受けて下さい。

通常では、薬を処方されてしまいますが、これから出産を控えている女性が薬を飲むことはリスクになります。薬には必ず副作用があり、本人はもちろん、これから産まれてくる赤ちゃんにも悪い影響があります。どうしても薬を使わないといけないケースもありますが、脊椎調整による根本治療で治すことができればそれに越したことはありません。

まとめ

不妊症の女性が多くなっている一つの原因は、脊椎で子宮や卵巣を支配している神経を圧迫してしまっていることによるものです。その神経を圧迫してしまうことで、脳からの指令が子宮や卵巣に伝わらず、正常に機能しなくなります。

子宮や卵巣はとてもデリケートで、いつも良い状態が維持できていないとすぐにトラブルが出始め、妊娠しにくい身体になってしまいます。妊娠できたとしても子宮の状態が悪いと、赤ちゃんの成長に悪影響が出てしまいます。

少しでも症状がある場合には神経の圧迫が考えられます。不妊症には脊椎調整による根本治療が大切であることを覚えておいてください。

また、男性も同様です。男性の生殖器も、もちろん脳からの指令で機能しています。脊椎で神経を圧迫してしまうと、EDになったり、精巣への悪影響が出ます。メカニズムは、女性も男性も同様です。

症例:20代 女性

結婚してしばらく子供ができずに悩んでいた。もともと生理の周期がとても悪く、半年以上生理が来ないときもあった。医療機関を受診したところ、『原因はわからないが、排卵がうまくできていない。子供は難しいかも知れない』と言われてしまう。その後、治療を続けたが、なかなか改善しなかった。

当院を受診。胸椎下部で、子宮や卵巣を支配する神経の出口で圧迫を確認。すぐに脊椎調整を開始。週2回程度の脊椎調整を数ヶ月程続けた。その後、生理の周期は安定してくる。また、生理前後の身体の不調や下腹部の痛みも緩和。

その後ケアを続け、治療開始から約一年後くらいに無事妊娠することができた。

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